面フチ・NC加工
前工程のサイザーでカットされたパーツは、側面の芯材が見えた状態になっています。
そのため面フチの工程でカットし、揃えられた木材のフチ部分に薄い木材を貼っていきます。
こうした細部の仕上がりが家具の良し悪しを見分ける大きなポイントとなるので、
ズレなく貼り合わせができても最終的な調整は人の手で行い、何度もチェックを重ねていきます。
面フチを行い角の状態のチェックが終わると、
次にNC加工を施していきます。
NC加工機は複雑で精度の高い加工を施すことができる工作機械。
1000分の1ミリ単位で数値を設定できるため、設計図に合わせて細かい加工を施していきます。
■工程その1
サイザー・ボーリングの工程を終えると、
指定のサイズに揃えられた木材のフチ部分に、
薄い木材を貼り合わせていきます。
■工程その2
ズレなく貼り合わせができても必ず角の状態をチェック。
次にカンナで角を滑らかにして、組立て時の傷を防止します。
■工程その3
NC加工機で複雑な加工を施していきます。
この段階でパーツの断裁工程はほぼ完了です。
4.下地研磨、下地塗装
の現場へ向かいましょう!
※1つ前の工程は2.サイザー・ボーリングでした。